地鎮祭とは、建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式です。
「じちんさい」と読むほか、「とこしづめのまつり」と読むこともあるそうです。
「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ工事の無事を祈ります。
地鎮祭の最後に、神主さんから渡されるものがあります。
形は神社によって違うのですが、「鎮め物」(しずめもの)といいます。
大切にお預かりし、基礎工事の際に地中に埋めます。
埋める理由は「神聖なる土地の上に、建物を建てることをお許しください。」という意味。
御札やお守りを前にすると、一体中には何が入っているんだろうと気になるのは私だけでしょうか。
調べてみると(中は開けていません!)中に入っているのは、お祓いしたコメと塩、しめ縄を作るものと同じ、稲わらが少し。
そして神様の御霊を込めた御札みたいなものらしいです。
ちなみに封を切って開けても、バチは当たらないとのこと。
神様、懐深いですね。
もちろん、神社によっても違いますし、宗派によっても違います。
ですが、だからといって中を覗いてみようとしたらだめですよ。
建物の下奥深くから、ずっと家の方たちを見守ってくれているのですね。
4月 家づくり相談会のスケジュールは
4日、5日と18日、19日となります。
≪愛媛の注文住宅は創楽ハウスへ≫