今年のGWは、家族で小旅行に行きました。
行き先はいつも「Casa BRUTUS」「Discover Japan」のサイトを検索して
建築や名産、名物を楽しめる場所を選びます。
今回は車で行ける距離を前提に選んだのが
広島県福山市にある「神勝寺 禅と庭のミュージアム」。
山門をくぐってすぐ目にするのが藤森照信設計の寺務所 松堂。
藤森照信氏の建築は滋賀の「ラ コリーナ近江八幡」が有名ですね。
ジブリの世界に出てきそうな建築を目の当たりにして期待が高まります。
7万坪の広い境内にいくつものお堂や茶室、社務所が点在していて、
境内を散策しながら座禅を体験したり、食事やお茶を楽しんだり、アートや建築に触れたりと
一日楽しめるアミューズメントパークのようなお寺です。
お昼は名物、神勝寺うどんを修行僧が食していた形式そのままに体験しながらいただけます。
修行僧と同じ食具を使い、食前にお経を読み、洗鉢という作法を習い、
食事のありがたさを知ることができます。
そしてぜひ訪問して欲しいのがアートパビリオン「洸庭」。
SANDWICH設計の舟型の建物で、木材で建物全体を包んだ外観は圧巻です。
その内部の空間では名和晃平氏の光と水面のインスタレーションが体験できます。
「洸庭」の石のランドスケープはプランツハンター西畑清純氏が監修。
禅を楽しく体験しながらも、刺激的な場所でした。
mae Dこと、前神